2008年10月11日(土)‐11月2日(日)オープニング パーティー 10月11日(土) 19:00〜22:00
開館時間: 平日11:00-18:00、土日11:00‐19:00
開催場所: ZAIM(別館) 4F
〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通34
http://za-im.jp
Artists:1. フランシス真悟(米国/日本)
2. カデム・アリ(パキスタン)
3. ダタン・クリスタント(インドネシア/オーストリア)
4. 今井俊介(日本)
5. カトウ チカ(日本)
6. エヴァ・テッペ(ドイツ)
CONCEPT: 赤という色彩は、最も私たち人間にとって印象の強い色の一つであり、消極的には危険や緊急感のイメージを与えつつも、積極的な意味ではエナジーと力強さを与える不思議な存在である。我々が毎日一度は目にするであろう太陽の日の出や日の入の色彩は安心感と自然の雄大さを教え、英知の存在でありつつも一方で性欲、情熱、愛や美などの象徴でもありうるユニークさも持ち合わす。
Redは古来より「罪」のシンボルであり、キリスト教的意味でいうなら血は人類で最初に人を殺めたカインに始まる殺人の歴史と深いつながりがある。血を想像すれば恐怖や嫌悪感や痛みを伴う一方で、情熱の象徴でもあるこの色彩は、キリストの贖いの血に代表されるようなそれらを超越したパッションを意味する人類愛をも示す慈悲深さを併せ持つ。事実、ローマ法王庁に住まう枢機卿たちの法服は赤でありこれはキリストの受難の色を示唆している。
19世紀以降の共産主義思想の台頭の時代において‐アカ‐はソーシャリストのシンボルであり、ソビエト・ボルシェビキの赤軍は「労働者たちの血」をスローガンに掲げ、歴史の汚点としての米国マッカーシーのアカ狩り、中国大陸では毛沢東が自らの語録を赤い手帳にまとめ一時のベストセラーとして思想に大いに影響を与えた。これらはRedの暴力が見せる結果ともいえる。フランスの国旗トリコロールの中に用いられた赤は元来「博愛」のイメージだったにも関わらず。
さて私たちは今回これら様々な要素をもつ魅力的なシンボルである「Red」をテーマとした、5人のアーテイスト‐フランシス真悟、カデム・アリ、タダン・クリスタント、今井俊介、エヴァ・テッペの作品による展覧会を紹介していきたい。21世紀に入り共産主義が影を潜めた時代におけるように、本展覧会でもテーマや作品の理解は各作家の表現に任せた自由主義をとっている。ZAIMにおいてRedのイメージにあなたなりの解釈をそこに加えていただきたい。
Hatch ArtHatch Artは、アーテイストのフランシス真悟により、1996年ロサンゼルスに設立された団体であり、絵画、彫刻、インスタレーション、パフォーマンスなどを含めた様々なジャンルのコンテンポラリー・アートを紹介し、アーティストとコラボレ‐ションを行っている。
現在は横浜ZAIM内にオフィスを設け、アーティストの作品の展示紹介などを行っている。2006年11月に「Boundary:Seven Artists in Yokohama」展、2007年3月には「Happy Hours」展、「Magnus Brts」(スウェーデン大使館ギャラリー)を開催し、同年9月にはアメリカ人ゲストキュレータを迎えた「Yokohama Boogie:Under the Influence」展を開催し、本展は第4回目の企画となる。
アーティストの制作の場として活用する他に、自己または他のアーティストの展覧会、各種イベントやアートスクール、セミナーを行うことによって、訪れる人びととの交流の場を生み出すことを目指し、日本国内のみならず、アジア、アメリカ、中南米やヨーロッパなど各国のア‐ティストと協力して文化活動を行っていくことを目的としている。
展覧会についてのお問合せ:hatchart@gmail.com
045−222ー7030
〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通34 ZAIM406号室
2008.10.11 Saturday ... - / -